「タクシー運転手」という韓国映画を見た
俺の趣味嗜好を把握している友人が居てその人からすすめてもらったので間違いないだろうと思っていたがやっぱり間違いなかった
最後ピーターとキムが空港で分かれるシーンは二人の友情が感じられて胸にくるものがあった
他にも光州のタクシー運転手軍団や通訳少年などみんないいキャラしてた
いつの間にか仲良くなって、でもそれが違和感なくてその無駄のない構成が本当に素晴らしかった(仲良くなってというのは語弊があるかもしれないが)
友情に感動したがこれがわざとらしく衝突があって…でも和解して…友情!!みたいにやられるとクドくなってしまう(というか別に友情がテーマの映画ではないし)
しかしこの映画はとにかく検問所だったり暴動だったりで次々とスリリングなシーンが訪れてそれに夢中になってたらまぁいつのまにか生まれている連帯感って感じで自然で良かった
飯と暴力で常に刺激を与えつつ本筋も動かすって感じで
いろいろな「おもしろい」が同時進行で絡み合っていくところが本当に飽きさせなくてすごいと思った
いや美味そうなんだ食事シーンが
少し話かわるけど音楽だと自分は編曲にとても重きを置いていて、アコギ一本弾き語りみたいなのにはまったく興味がなく、ここでいきなりストリングスがきてここでキーが!打ち込みが!みたいな点に興奮を覚える
つまりは絶え間なく変化が訪れるエンタメが好きであると自分のことを再認識した次第でございます。