オタクはすぐカレーをつくる
自分もオタクなのでけっこうな回数カレーをつくってきた
自分なりに気をつけているポイントを書き記そうと思う
途中汚いキッチンもうつるがみなさんちも大差ないしいいでしょ
■ポイント1
じゃがいもはいれない
カレーは大量生産が基本
じゃがいもは冷凍するとおぞましくマズい物体に変化するので保存を考えるなら入れないようにする
■ポイント2
玉ねぎは大量に
料理の材料は星の数ほどあるが、なかでもうまみを放出するキー素材がある
かつおぶしやいりこ、こんぶ…つまりダシになる素材
カレーにおけるキー素材は玉ねぎである
よっていくらでもいれていい
■ポイント3
肉は脂身の多いものを使う
よくカレー用肉としてブロック肉が売ってあるがあれはかたいしくさいしマズい
豚肉の場合は豚バラ肉を使う
料理はとにかく動物性脂がはいってないとおいしくならない
ウマミは脂身 おいしくてヘルシーなんてものは存在しない
ちなみに玉葱炒めるときもサラダ油はたっぷりいれましょう
■ポイント4
カレーは甘口
カレーは辛口のほうがうまい
なんとなくそんな呪縛にながらく囚われていた
カレーは本格的とよばれるものであるほど辛くてスパイシーだ
でもある日ふと気づいた
俺が好きなのは学校給食で出るようなカレーなのだ
ということで今回は究極のカレー
バーモント甘口 チャツネまで買ってみた(オタクがカレーつくるとすぐこういう小賢しいものをいれる)
いつも水の量とかは適当に、というかドロドロのカレーが好きなのでルー濃いめでつくっているのだが、この前アメトーークでケンコバが箱の裏のレシピ通りにつくったらめっちゃうまいといっていたので今回はキッチリ水の量をはかり煮込み時間もしっかり守る
いつもガンガン蒸発していくので不安になって水を足しているのだが箱の裏をよく見ると沸騰してから弱火で15分とあったので、それならそんなに蒸発しないだろということで心を強く持って水を足さずに待つ
えのきは根本だけ煮込んでさきっぽは食べる直前にいれる きのこは火を通しすぎないほうが良いというどこで得たかもわかっていない情報をもとに生きている僕は
着々と宴の準備はすすんでいく
カレー作ってて一番テンションあがる瞬間
いつもに比べて水っぽいような気はする
できあがりー
味の方は…
ウッ…
ウマッ…
過去最高の出来と思う
水の分量守ったのがよかったのだろうか、チャツネがよかったのだろうか
いやたぶんカレーを甘口にしたのがよかったんだろう
たぶん「レシピ通りにバーモント甘口をつくった」
これが大事なんだろう
なんだろう サラッとしたカレーがいやでドロドロのをつくってきたが
これはサラッとドロッの中間…奇跡の味
無言でガツガツと2杯もたいらげてしまった
あと7杯分くらいある
あと冒頭汚いキッチンといったが意外と綺麗じゃんうちのキッチン