スパイダーバース見てきました
スパイダーマン1が楽しめなかったしマーベルにも微塵も興味なかったんだけど俺の嗜好を把握している人から「フォレたぶん好きだよ。てかお話つまんなくても映像すごいから見るべし」とお言葉を頂いたので仕事帰りに映画館へ
客は僕含めて5人位でした…この映画館潰れないよね?
感想としてはめちゃくちゃ面白かった
世の中にあるスタイリッシュな映像ってカッコいいけど制作が大変すぎて大体30秒くらいで力尽きてるじゃん? それが力尽きずに2時間続く映画だった…
物語をつくるうえでクライマックスが盛り上がるのは当然として、そこまでいかに退屈させずにもっていくかっていうのが製作者の苦心するところだと思う
ジブリだったら冒頭にカーチェイスとかド派手な絵面もってきたり、スターウォーズだったらエピソード4から始めてみたりとみなあの手この手で試行錯誤してる
じゃあスパイダーバースはどうかというと
起:いかにしてスパイダーマンになったか 承:新米スパイダーマンとしての生活 転:困難をのりこえ真のヒーロー「スパイダーマン」として覚醒 結:ボスをやっつける
とストーリー自体は超シンプル
起承転結は物語の基本とはいうものの、ど真面目にこれだけやられると起承パートがけっこう辛い…という経験がよくある
もちろんこの工程はクライマックスを盛り上げるためにバネを縮めている工程であるから必須なんだけどね
しかしスパイダーバースの起~承区間が退屈かというととにかく映像と音がかっこよすぎるので全然退屈じゃない
物語自体はそこまで大きく動くわけでもないし主人公のマイルスはパッとしないしどんくさいしウダウダやっててイライラもするんだけど
スクリーンにうつしだされるすべてがスタイリッシュなのでバネ縮めシーンも全然ストレスなくワクワクして見てしまう
そしてそのまま退屈することなく最高のクライマックスにいくので2時間があっという間だった
ポストカードはグウェンちゃんだったやったー